こんばんは。塾ヴィジョンです。
さて、本日のテーマは2025年度に変更がある「教科書」について。
ざっくりと変更点をまとめると
以下のようになります。
デジタルコンテンツを活用し、
これまで文章(または1枚の絵・写真)
で説明していたものをしていたものを,
QRコードを読み取れば見れる
動画やアニメーションに
変更しているページが多いようです。
さらに、チェックテスト(CBT)まで
行えるものもあるとのことです。
教科書さえあれば、
自分で学習を進めることも
できるような構成になっていて、
とっても"じょーとー"になったように感じます。
さて、ここからは学校と学外での
教科書の使われ方について、
こうなるのではないかという予想です。
わかりやすい動画に頼り、
「わかった!」と感じ、
動画を見ただけで家庭学習を終える...
生徒が増えそうです。
(問題は解かず演習不足に陥る生徒多数?)
さらに学校側は、
本当に動画を見たのか、
CBTテストを受けたのかを
システムで管理することは
できないとのことです。
そうなると下記のような状況が
増えてくるかもしれません。
見てわかっただけでは、
「できる」ようになりません。
A:わかったつもりの人
B:実際に練習までする人
人数的には圧倒的に
A >> B
になるでしょう。
目の前にある便利な道具を
どの程度「活用」できるのか。
いまあるものを上手に使える人は
今後もしっかり学力がついていきそうです。