「知識のある人」と「応用力のある人」
さて本日のブログテーマは、
「知識のある人」と「応用力のある人」。
今日はお仕事を例にしてお話しします。
・マニュアルは覚えてその通りできているが、書かれていないことは一切できない人
・覚えることは得意ではないが、必要であればマニュアルを確認したり、
さらに他の業務と関連付けて、応用もできる人
さて、採用する側としてどちらを選ぶでしょうか?
もちろん後者ですよね。
高校入試や大学入試でも、
知識を問う問題(一問一答)や、パターン化された問い(定石)が解ける能力を測る、問う問題は非常に少なくなってきました。
その代わり...
見開き1ページ半に及ぶ文章から効率よく必要な情報を取り出し、
処理するような問い
や
様々な資料から、主張したいことに必要な根拠を見つけ出し、記述させる問い
さらに、
2024年大学入試共通テスト(数学IA)では、
その6割が中学校履修範囲内で解けるような構成になっていて
思考力や判断力が試される問題が増えています。
入試はこのように変化していますが、学校のテストではどうでしょうか?
・ワークからそのまま出題
・知識の定着を測る単元テスト
など、知識重視型のテストの結果を大部分の成績評価として用いることも。
※知識の定着も重要です。
困惑するのは生徒たち本人(保護者)です。
「学校のテストでは成績がいいのに、実力テストではまったく点が取れない」
そういったギャップが生まれています。
そこで塾では、思考力や判断力が全国の生徒と比べてどれくらいあるのか知ってもらうために「月例テスト」を実施しています。
月例テストは思考力・判断力など問う問題も多く、さらに全国で実施しているため自分の実力(現在の立ち位置)がわかる貴重な機会となっています。
学校で学んだことが定着しているか、さらに応用力があるかどうか確認するためにも、
年に2回しか定期テストのない1、2年生には強く受験を勧めています。
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